地域連携部 医療相談室
医療相談室では
- 患者さんやご家族の様々な悩みをお聞きし、問題解決のお手伝いをいたします。精神保健福祉士の資格を持ったソーシャルワーカーが個別にご相談をお受けしております。
- 他の医療機関や地域の関係機関との連携を図り、必要に応じた受診の調整や入院対応等についてもご相談をお受けし、医療サービスの向上・充実に努めております。
※ 相談料はいただきません。
※ 関係機関との連携・情報の共有が必要な場合は、相談者さまの承諾を得た上で対応させていただきます。
スタッフ数
常勤 精神保健福祉士 4名
相談内容の例
- 医療費や生活費など経済的なことについて
- 退院後のお住まいや施設等への入所について
- 福祉制度の利用の仕方や手続き方法について
- 就労や日中活動について
- 受診や入院の流れについて
- その他、療養生活の中でわからないこと、不安なこと 等
「どこに相談したら良いかわからない」「不安だけれども、どう話したら良いかわからない」といったことからでも構いません。まずはご相談ください。
受付時間:月曜日~金曜日 9:00~17:00
TEL:0157ー56ー3151(代表)
電話での相談もお受けしております。面接での相談は電話で予約していただくことをお勧めいたします。ご連絡なく来院された場合、お待ちいただくことや不在の場合がございますので、予めご了承ください。
精神科訪問看護
精神科訪問看護とは
- 精神障害を持ちながら地域で生活されている方が、家庭や地域生活で安心して日常生活を送る事ができるようにお手伝いさせていただきます。
- 主治医の指示のもとスタッフの看護師、精神保健福祉士、作業療法士が定期的に訪問し、看護や社会復帰指導などの必要な支援を行い、困ったことや悩みなどを解決するための方法を一緒に考えさせていただきます。患者さんとのコミュニケーションを大切にし、「患者さんと共に汗し、共に喜び、共に生きる」の理念の基に取り組んでいます。
- 当院に通院中の患者様が対象となります。当院に通院されていない方は、医療相談室までご相談ください。
スタッフ数
常勤 看護師1名
精神保健福祉士 2名(他部門との兼務1名)
作業療法士 1名(他部門と兼務1名)
こんな時にご相談ください
- 身のまわりのことや、食生活がうまくできない。
- 寝つきが悪い。日中に眠気があるなど生活リズムが整わない。
- 体調が優れない。入退院を繰り返してしまう。
- 話し相手や相談相手がいない。ひきこもりがちになってしまう。
- ご家族が患者様とどのように関わったらよいのかわからない。
- 地域の社会資源や福祉制度の活用の仕方がわからない。
- 昔、やっていたことを再開したい。何か新しいことを始めてみたい。
- その他、地域生活を送る中での心配事。
訪問看護を利用するには?
- 当院の外来看護師や医療相談室等のスタッフにご相談ください。
- 主治医と訪問看護について相談し、訪問看護スタッフと顔合わせを行います。
- 訪問看護スタッフから訪問看護の説明を行い、利用申込書の記載をお願いします。
- 初回の訪問日を調整します。
具体的な援助内容
- 症状のコントロールや治療の相談(定期的な健康チェックと助言)。
- 服薬管理状況の確認、援助。
- 日常生活や対人面の相談、援助。
- 気分転換や趣味活動の援助。
- 家族の悩みや不安の解消。
- 社会資源活用の相談、援助。
費用について
- 各種健康保険が適用になります(1割の自己負担の場合は1回1,030円程の金額になります)。
- 自立支援医療制度の対象となり、受診費、お薬代等と合わせて月額上限額に達した場合、それ以上の費用はかかりません。生活保護の方の費用はかかりません。
- 当院の訪問看護では、交通費や駐車料金はご請求しておりません。
- お支払は外来受診の際にまとめていただきます。訪問先でご請求することはありません。
訪問の日程
- 月~金曜日10:00~17:00に実施しております。土日、祝日は休みになります。
- 訪問看護の説明の際に初回の訪問日を相談させていただきます。以降は計画を立てて訪問日を設定し、週3回~1カ月1回の頻度で訪問させていただきます。
- 1回の訪問は30分~1時間程度です。
- 訪問の間隔は、症状やご希望に応じて主治医と相談しながら行います。
訪問者、訪問地域
- 端野病院の訪問看護担当者(看護師、精神保健福祉士、作業療法士)が2名で訪問いたします。
- 訪問看護の車両に病院名等の記載はなく、訪問者は名札等を付けずに訪問しております。
- 主に、訪問地域は北見市と周辺地域になります。その他は状況に応じて対応いたします。
精神科訪問看護資料ダウンロード
「端野病院精神科訪問看護説明書・利用申込書」はこちらをクリックしてください。
※お申込みの際には、2部サインを頂いて、申込者様と当院で1部ずつ保管しております。
院内作業療法
精神科作業療法とは
リハビリテーションの中の1つで、人は作業を通して健康や幸福になるという基本理念と学術的根拠に基づいて行われるリハビリテーションです。
作業療法における作業とは日常生活活動、家事、仕事、趣味、遊び、対人関係、休養など、人が営む生活行為と、それを行うのに必要な心身の活動のことです。
精神科作業療法では様々な病気や障害により、「生活のしづらさ」を抱えた方に運動、カラオケ、趣味活動などの治療プログラムを通して心身ともに健康でその人らしい生活ができるようにサポートしていきます。
スタッフ数
常勤 作業療法士 2名(他部門との兼務1名)
作業療法アシスタント 1名
当院の特徴
特に当院では趣味活動に力を入れており、安心・安全な生活を送ってもらいながら馴染みのある活動、本人の想い出のある活動を取り入れ、楽しみながら心身の休養と共に日々の活力になるように取り組んでいます。また、患者さんとのコミュニケーションを大切にし、「患者さんと共に汗し、共に喜び、共に生きる」の理念の基に取り組んでいます。
当院のプログラム
- カラオケ・・・趣味活動、ストレス発散の場になっています。
- 体操・・・棒を使ったストレッチ、DVDを使用したリズム運動などを行っています。
- フリー活動・・・塗り絵、貼り絵、手芸、プラモデル、パズルなど個々の趣味に合わせて行っています。
- カードゲーム・・・トランプ、ウノ、かるた、百人一首などを行い皆さんで楽しむ場になっています。
- レクリエーション・・・ボールを使用したゲームや輪投げなどを通して皆さんで協力したり、楽しんだりしています。
- お誕生日会・・・毎月1回、お誕生日の方のお祝いを行います。
居宅介護支援
こんなことにお困りではないですか?
- 家事や買い物ができなくなって困っている
- 最近足腰の力が弱くなってきたと感じる
- 1人暮らしで色々と心配だ
- 家族がしばらく留守になるがその間が心配だ
- 寝たきりだけど湯舟につかって温まりたい
- 最近物忘れが進んでいて心配だ
- 健康管理を受けて自宅で過ごしたい
業務内容
- 介護に関する相談
- 居宅サービス計画書(ケアプラン)の作成
- サービス計画書(ケアプラン)に基づく実施状況の把握と評価
- 介護保険サービス事業所との連絡調整
- 要介護認定の申請代行
- 介護保険給付管理
- 介護保険に関する質問や苦情の受付
介護保険の利用までの流れ
【相談・お問合せ】
⇓
【訪問・契約】
⇓
【ケアプランの作成】
⇓
【介護サービスの利用開始】
契約時に必要なもの
- 介護保険証
- 印鑑
- お薬手帳、処方されている薬がわかるもの
- 入院されていた方は病院から渡された書類